体重に囚われてしまって上手くダイエットが進まないというかた、少なくないでしょう。
『数字より見た目が大事!』と頭でわかってはいるものの、なかなかそれを受け入れるのが難しいですよね。
体重を”その日の気温を天気予想で見るような感覚”に慣れたらどれだけ気持ちが軽くなるでしょうか。
今回は毎日の体重計測で一喜一憂することがいかにムダか!ということを、体の水分やお水を使ってわかりやすく説明していきます。
お水を飲んで太るのか?!
皆さんは、550mlのお水を飲むと体重は増えると思いますか?
早速このお水を飲んで実験してみたいと思います!
お水を飲む前の体重測定
お水を飲む前は、76.7kgでした。
お水は550ml=0.55gなので、76.7kg +0.55g=77.25gになるはず?!
早速お水を飲んでみます!
一気に飲むと苦しいですね・・・!
それでは、お水550mlを飲んだとの計測をしていきます。
お水を飲んだ後の体重測定
550mlのお水を飲んで、ピッタリ77.25kgになりました!
550mlの水を飲めば、その分体重が重くなりますよね。
水で太った!は勘違い?!
先程の実験でもあったように、お水を550ml飲んで体重が増えたことを太ったと考えますか?
実際体重は増えましたが、これを太ったと認識を持つかどうか!
大半のかたが、お水を飲んで体重が増えたからといって太ったと認識はされないでしょう。
その価値観があれば、是非本質的な体重管理をしていただきたいのです。
しかし、同じ水分量の出入りを太った痩せたという認識を持たれているかたは少なくないのです。
例えば、半身浴・サウナ・ホットヨガ等でいっぱい汗をかくと体から水分が出ていくので体重が減りますよね。その時に、『やった!』『痩せた!』と認識されるかたいらっしゃるのではないでしょうか。
水分の出入りで太った!痩せたということはないのです!
体の水分量というのは一定で保たないといけないので、その落ちた体重はすぐに戻ります。
これに関して、一喜一憂する必要はないのです!
食べ物の水分量について
水は目に見えるのでわかりやすいですが、食べ物にも水分が含まれているのを知っていますか?
だいたい食べ物の6割以上は水分です!
例えば、100gのお肉を食べると体重は100g増えます。
ですが100gのお肉のうち60gは水分です。
お水を60ml飲んでいるのと変わらないのです!!
お肉・野菜・お米も同じ。
イメージしやすいのはお米!
炊く前は軽いですよね。お水を入れて炊いた後は、水分を吸収し重くなっていますよね。
食べ物を食べた時に増えた体重は半分以上は水分。
お水を飲んでいるのと変わらない。
よくあるのが、外食や少し多く食べてしまった翌日に体重が1~2kg増えた場合。
これは半分以上水分なので、1食・1日単位の体重変動は、あまり気にしなくて良いのです。
ダイエットのモチベーションを保つために
ダイエット中は、どうしても数字に過敏になってしまいがち。
体重を測ってモチベーションが高まったりヤル気に繋がるのであれば、モチベーションツールとして体重という数値を使うのは効果的!
体重を測ることによってモチベーションが低下したり、自己嫌悪になってしまう場合は測らないほうがいいでしょう。
体重ではなくて体脂肪量に注目!
体重ではなくて、体脂肪量にフォーカスしたほうが良いと言えます。
体脂肪の減少は、1日単位の計測ではなく1週間や10日くらいのある程度の期間を持って計測することが重要。
体重ももちろんですが、セルフチェックで複合的に見て『あっちょと痩せてるな』と実感できる感覚で管理することが大事。
ちょっとした痩せサインに気づいて、自分を褒めてあげましょう。
まとめ
体重の数値がダイエットの全てではない!ということを頭に入れて、体重がうまく減っていない日でもセルフチェックをして体の小さな変化に気付いてあげましょう。
これであなたも毎日の体重計測に一喜一憂しないで、ダイエットや体作りに取り組めるはず!
詳しくは、YouTubeでお話ししています!
パーソナルジムを運営していて、今まで累計3000kg以上のダイエットをサポート。
無理なく継続できるような再現性のある情報をお伝えしておりますので、是非ご覧になってみて下さい👇
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